【会報74号より】この人に聞く『新会長に聞く』

■ご自身のことについて聞かせてください。 

  • 趣味は?―文楽鑑賞・囲碁。
  • ご贔屓の役者は?―吉田玉助。
  • 趣味は?―文楽鑑賞・囲碁。
  • 囲碁の腕前は?―アマチュア五段です。40代の時、飲みに行って〈碁教えます〉の張り紙を見たのがきっかけで、森野節男プロ九段に入門。碁にめざめ、その後10年ほどはのめりこみました。今も趣味で続けていますが、会社勤めの間は碁を通じての付き合いにとても役に立ちました。
  • 現役時代のご職業は?―大成建設で土木・営業畑を歩きました。
  • 好きな食べ物は?―盛りそばが好きです。東京での単身赴任の時にそばの味を覚えました。
  • 健康管理に気をつけていることは?―夜型の生活で、特に気をつけていることはありません。
  • 今の関心事は?―世界経済。資格を取り65歳までファイナンシャルプランナーをしていました。
  • 座右の銘は?―「萬事気嫌よく」。桂枝雀さんが好きで、手ぬぐいや色紙の文言をそのまま座右の銘とさせていただいています。

■保護司会長に就任されての抱負を聞かせてください。

開かれた民主的な保護司会をめざし、みんなの力を結集して更生保護活動に努めたい。特に、若い人たちには大いに期待したいと思っています。

■そのために重点的に取り組みたいことは何ですか?

①保護司の定数確保 ②学校との連携強化 ③協力雇用主の増強 ④サポートセンターの運営強化です。

■①定数確保については?

慢性的な欠員状態ですが、今後十年間で半数の保護司が退任の見込みです。あらゆる人脈を駆使して人員確保に努めたいと思います。また、担当件数について観察所には保護司一人一人の活動状況をみていただき、適正に対処していただけるよう望みます。

■②学校との連携については?

オープン・ザ・マインドや薬物乱用防止教室の取組はある程度浸透していますが、校区連絡会を一層充実させ、学校や先生との信頼関係を築き、更に交流を増やす努力をしたいと考えています。

■③協力雇用主については?

建設業界が主流ですが対象者の適性と職種のマッチングが難しいのが現実です。今後協力雇用主の数と職種を増やすことに注力していきたいと思います。

■④サポートセンターの運営強化については?

より多くの人に利用していただきたい。そのためにはサポートセンターの体質改善を図り、より多くの人に運営に携わっていただきたいと思っています。

■具体的には?

部内の仕事の明確化と確実な遂行をお願いする。部署同士の緊密な情報交換をし、風通しを良くする。サポートセンターの執務内容の周知徹底を図る。組織的な引継ぎを支障なく行えるようにする、等考えています。

■インタビューを終えて。 

終始にこやかな表情の中に、新しい保護司会運営に向けた固い決意が感じられました。協力雇用主への経営審査加点についての提案で、雇用主の方から、我々はメリットなど求めていない、という話を聞いたと伺い、感動を覚えました。今後、新しい保護司の方にも研修を積んでいただき、新会長を中心に、私たち一人一人が持ち味を生かし、立ち直り支援に力を発揮できる寝屋川地区保護司会となるよう頑張っていきたいと思いました。

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