会長のことば(バックアップ)

会報74号 会長巻頭言「情報発信に努めます  

あけましておめでとうございます。一昨年から続く新型コロナウイルス感染症について、これを書いている今現在、新規感染者数は一旦落ち着いてはいますが、次の第6感染拡大防止対策が活発に議論されており、まだまだ予断を許さない状況です。

当保護司会も一昨年来多くの行事が中止を余儀なくされ、保護司の皆様が直接顔を合わせる機会が減少しているため、組織的な活動を展開する意欲の低下を懸念しているところです。現在も保護司会の運営は極めて難しい状況ですが、必要な情報は適宜発信するよう努めたいと思います

昨年7月、「保護司活動に関する一層のご理解・ご協力について」という表題の下、総務省・法務省より寝屋川市長あてに協力依頼文書が発出されました。

 内容は、①保護司の定数確保 ②自宅以外の面接場所の確保 ③更生保護ボランティアに対する顕彰 ④協力雇用主に対する優遇措置 ということです。

 過日寝屋川市の保護司会担当部署と協議の席上、更生保護活動については従前より市役所各部署は精一杯の支援を行ってきた経緯があり、保護司会からの要望にNOと言ったことはありません、という言葉を聞き、大変心強く感じたところです。

 保護司活動におけるICT(情報通信技術)活用の一環として、活動の一部をWEB上で行うことを目的とした「保護司専用ホームページ」が今年度中に利用可能となる予定です。現在は準備段階として当保護司会で3名が大阪保護観察所にアカウント登録しておりますが、準備期間終了後、登録を希望される方には詳しい内容を説明の上、案内されることになっています。利用が開始されると今までの保護司活動上の問題点のいくつかは解消されると期待しています。

 終わりに、このコロナ禍において、保護司の皆様には感染予防と更生保護という相反する行動をとることに苦慮されていることと思います。ウイズコロナ時代の更生保護活動について、皆様のご意見ご要望を是非お聞かせください。対象者の支援でお困りの場合は役員会にご連絡ください。一緒に支援を進めていきましょう。

会報73号 会長巻頭言「新しい時代の保護司会に向け  

新型コロナ感染症の蔓延で世界はがらりと変わりました。保護司会行事はほとんどが中止となり、総会も2年続きで書面決議となってしまいました。そのような時期に会長という大役を仰せつかり、身の引き締まる思いと共に責任の重さを感じております。

「再犯の防止等の推進に関する法律」に基づく「地方再犯防止推進計画」が、第4次寝屋川市地域福祉計画に内包される形で策定され今年度より施行されます内容は、①更生保護三団体が取り組む「社会を明るくする運動」の周知啓発などを通じて再犯防止に関する地域での理解の促進 ②更生保護サポートセンターの運営支援 ③更生保護三団体と就労・住居の支援機関との連携強化に取り組む、となっています。犯罪や非行をした者の中には立ち直りに多くの困難を抱える者が少なくありません。社会復帰後、地域社会で孤立しないよう、今回策定された再犯防止推進施策の効果的な運用と更なる深化に向けて寝屋川市と連携しながら取り組みを進めていきたいと思います。

昨年、アンケートを実施しました。今後、定例研修会で説明し、会員皆様のご意見をいただきながら、「保護司相互の緊密な連携」と「サポートセンターの円滑な運営」を目標に取り組んでいきたいと考えています。

明治時代に日本で生まれた保護司制度は、これまでにフィリピンやタイ、ケニアなど少なくとも6か国で同じような制度が導入されています。今年3月、法務省は、国連と共に京都市で「世界保護司会議」を開催し、この制度の各国への導入や、国際社会に取り組みを促すため国連国際デーの一つとして「HOGOSHI DAY(世界保護司デー)」の制定をめざすことを盛り込んだ「京都保護司宣言」を採択しました。「HOGOSHI」が日本の前向きな取り組みをアピールする言葉として世界の共通語になる日も近いかもしれません。

最後になりましたが、楽しく充実した保護司会にすべく努めてまいります。ご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。皆様方のご健勝をご祈念申し上げます。