新任保護司研修会

■実施日令和6年7月6日(土)
■場所ホテルニューコマンダー


任命から5年目までの新任保護司を対象に令和6年度新任保司研修会が開催された。
【新任保護司(福本・瀬戸)挨拶】

●早速依頼された事案において、確認すべき内容の不足等、反省点もあるが、保護観察官に相談しながら取り組みたい。

●社会福祉士としての経験と専門性を活かし、取り組んでいきたい。
【先輩保護司事例報告】<富山まり子保護司>

●再犯に至ってしまった事例を担当した際、「保護司は更生させるのではなく、更生に向け、がんばる気持ちをもてるようサポートしてあげてほしい。」という保護観察官の言葉を思い出してがんばれた。

●一人で抱え込まず、保護観察官やサポートセンターに頼ってほしい。

●罪を犯した過去は変えられないが、「今日があるから明日がある。」と前向きに対象者と接するようにしている。<森本光生保護司>

●対象者が中学1年時から担当、教職員への暴力、器物破損等の素行もあり、父親が探してきた公立高校(全日制)に入学するが、1学期で退学してしまった。

●翌春、再入学するも、冬に退学。それでも、継続した親の支援もあり、3度目の入学で、無事に高校生活を送ることができた。

●親が見放してしまう事例もあるが、こどもには無限の可能性があると言じ前向きに関わっていきたい。参加者全員からのスピーチの中で、「『指導は保護観察所に任せて、温かく受け止めてあげてほしい。」と保護観察官に言われた。」という言葉が印象に残っている。経験1年目から30数年目までの保護司が一堂に会し、仲間がいる心強さを感じ、また、先輩の経験を共有することにより心構えやテクニックを学ぶことができた。(参加者30名)

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